本記事はUnreal Engine Adventカレンダー2023企画(シリーズ2)の10日目の記事になります。若干C++いじる必要があります。
元々書いていた記事が、上位互換が見つかってしまったので、こんなマニアックな記事に・・・。
お約束 | |
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この記事作成にあたって使用した主なUnreal Engine バージョン | UE 5.3.2 |
本日のゴール
人間以外のキャラクターをLyraに適用する
そもそもLyraとは
Lyraとは、Epicが出しているゲームのテンプレートになります。無料です。FPSやTPSを作ろうと思っている方は一度ダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
説明
Lyraは私の記事でも解説した通り、爆速で人間のキャラクターを設定することができます。
※もちろん微調整はありますけど
しかし人間以外のキャラクター、例えば動物をキャラクターに設定するのはそんなに簡単じゃないです。
何故か?
これで、リボンを付けたらリボンの分当たり判定が大きくなるということはないです。
人間のキャラクターを設定すると前者の「キャラの見た目を設定しているキャラ」は変更されますが 「当たり判定のキャラ(見えない)」は特に変更されません。
しかし人型であれば、当たり判定のキャラは見えないので、ほとんど破綻しません。しかしたとえば人型といえども、2頭身のキャラクターとかを使った場合は、破綻が起こる可能性が高いです。
![]() |
コリジョンを表示してみると、ネズミのキャラクターなのにコリジョンが人型になっている |
ということで
人型以外のキャラクターを使う場合には、当たり判定のキャラを書き換える必要があります。
当たり判定の書き換えの方法
人型以外のキャラクターを使う場合には、当たり判定のキャラを書き換える必要があります。
- // Change BodyMeshes
- UFUNCTION(BlueprintCallable, Category = Cosmetics)
- void ChangeBodyMeshes(USkeletalMesh* MeshDaze, UPhysicsAsset* ForcedPhysicsDaze);
- void ULyraPawnComponent_CharacterParts::ChangeBodyMeshes(USkeletalMesh* MeshDaze, UPhysicsAsset* ForcedPhysicsDaze)
- {
- BodyMeshes.DefaultMesh = MeshDaze;
- BodyMeshes.ForcedPhysicsAsset = ForcedPhysicsDaze;
- BroadcastChanged();
- }
明日は@kelu_alfheim39さんによる、「簡単なオンラインゲーム開発について」です。ここでオンラインゲームとは…!!楽しみですね。
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